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2019年12月8日日曜日

Canon望遠レンズMTF比較

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Canonの望遠レンズのMTFの比較表になります。

EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
約1570g+

EF100-400mmは解像、コントラストとも良い曲線ですが、ズームレンズゆえに同心円方向では低下が目立ちます。

EF400mm F2.8L IS III USM
約2840g

EF400mm F2.8L IS II USM
約3850g

EF400mm F2.8L ISの2型と3型。
もう、何も言うことはありません…。
EF400mm F5.6L USM
約1250g

EF400mm F5.6L やはり設計が古いからか、これを見るとEF100-400mmの光学性能の優秀さを確認することができます。

EF300mm F2.8L IS II USM
約2350g

サンニッパの同心円方向の低下は味つけなんですかね?

EF300mm F4L IS USM
約1190g

EF300mm F4L IS は世代的にはEF400mm F5.6と同じなのか、似たようなプロファイルになっている気がします。

EF500mm F4L IS II USM
約3190g

最後はEF500mm F4L IS II です。

それぞれ開放なので絞れば変わってくるのかもしれません。

M5にEF100-400mmをつければテレ端換算640mm、エクステンダーx1.4つけて896mmが実現できます。ミラーレスなので開放F値は全域F11までいけるのでその気になればエクステンダーx2.0もOKです。

センサー性能はキレッキレとはいえないので、EF100-400mmをつけて順光条件でテレ端縛りのテストをして、望遠単焦点レンズ導入に向けてのベンチマークづくりをするのはありかもですね。

百里基地航空祭2019

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F-4ファントム2の最後の航空祭ということで行ってきました。

Formation flight by Inspiration TTW on 500px.com


機材はEOS M5にEF70-200mm & Extender 1.4
5DM3にEF100-400mmという構成です。

入間に続き百里も天候は曇りで、AF的には厳しい状況でした。

Legendary F-4 by Inspiration TTW on 500px.com

もう、この爆音が聞けなくなるのは残念ですね。

午前中はM5を使いまして、ブルーインパルスが終わる頃には少し晴れ間も見えましたが、Extenderの影響か、入間では感じなかったピントの迷いを感じたので途中から5DM3にスイッチ。

Maneuver by Inspiration TTW on 500px.com


5DM3のサーボAFが思いの外優秀でした。
1DX譲りのAFなわけですから当たり前といえば当たり前なのですが。

AFが被写体を追えれば、連射速度もまあこの程度あれば必要十分という感じです。M5共に歩留まりも悪くないのが良いです。

となると、デュアルピクセル使ってる5DM4はどうなんだろ?、となります。当然、クロップ耐性も5DM3よりもありそうですし。AFは1DXMK2譲りなわけで、連射速度も5DM3で問題ないということであれば十二分に使えるはず。全点F8対応も魅力ですね。

これまで飛び物にはASP-Cで画角を稼いできましたが、解像面でのセンサー性能の重要も改めて認識。その点は、M5と使い比べてみて良くわかりました。

画角を稼いできた割に、問題は意外とテレ端を使い切れていないことで、被写体との相対距離の掴み方には一考の余地ありです。

まだまだEF100-400mmの描写力を使い切れていないような気もしますが、5DM4と望遠単焦点の世界に足を踏み入れそうな誘惑に駆られます。

相変わらずのキャノンの製品ヒエラルキーの絶妙さを感じますね。

技術向上を目的に、機会があれば、M5で絞り固定、ISO固定、焦点距離固定、AFマニュアルのマニュアル縛りでもやってみようかと思います。




2019年11月10日日曜日

3年ぶりの入間航空祭2019

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EOS M5には70-200mm f4 L IS、5D mark3には100-400mmの組み合わせでテストをしてきました。

11月3日は晴れの特異日のはずなのですが、あいにくの曇り空。
ただ、EOS M5のセンサー性能を試すにはちょうどよい環境だったかと思います。

Free fall by Inspiration TTW on 500px.com


デュアルピクセルCMOSは曇りでも迷いが少ないのが良いですね。
サーボもよく効いて追従性能は良かった気がします。

もっとも気に入ったのはフォーカスピーキング。

航空祭の場合は水平移動が多いので、マニュアルでもピントが合わせやすいことに気が付きました。

ただ、EVFはやっぱりレフ機にはまだ追いついていないかな。
撮れないということはないのですが、ちょっとした遅れは気になりました。

100-400mmをつけてもいいような気もしますが、ボディーが小さいので振り回すには心もとない気もします。

画角が稼げますから、コンパクトな単焦点のEF300mm f4 Lとか EF400mm f5.6 Lと相性はいいんじゃなかろうか?

なんて物欲が刺激されますね。

2019年9月26日木曜日

セルフィー向け?Canon 海外でEOS M200を発表

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Canonが海外でEOS M200を正式に発表しました。M100の正常進化版という感じで、4K24pや瞳検出AFを搭載して来ましたね。




主な機能
・24.1メガピクセルAPS-C CMOSセンサー
・DIGIC 8搭載
・連射性能 ワンショット6.1コマ/秒、追従4.0コマ/秒
・100-25600の標準ISO範囲(51200拡張可能)
・「セルフポートレートモード」と「ビデオ録画」を有効にするオンスクリーンクイックボタン(3.0インチセルフタッチモニター)
・「デュアルピクセルCMOS AF」、瞳検出AFを新たにサポート
・スムーススキン効果のある「セルフポートレートモード」
・サイレントモードの追加
・4K UHD 24p
・重量262g
・LP-E12バッテリー

内容的には、セルフィー愛好者やSNS利用者、Videoロガー向けの商品構成になっているかな?と思います。

スマフォからの乗り換えを強く意識した商品構成になっているのではないでしょうか。

EOS M6 mark2は、4K30pを搭載しているのですが、映像クリエイターは24pに拘るところもあるので、シネマカメラとしての利用者も取り込もうとしているのでしょうか?

M200の発表が、DpreviewTVのEOS M6 mark2のインプレッション動画の冒頭を見たあとだったので、ジワジワきますね(笑)



最新スペックを追うことなくパッケージを纏めている感じがしますが、
スマフォからの乗り換えを喚起しつつ、「新しい需要層であるSNS系の映像クリエイター向けのエントリーレベルの静止画機、動画機」として狙いを定めているあたりが、キャノンのマーケティングの上手さかもですね。

2019年9月20日金曜日

被写界深度のテスト

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EOS M5のセッティングを行っています。

スナップレベルであればEVFは結構使える気がするので、ライブビューは敢えて切ってバッテリーの消耗を抑えています。

初代7Dの時に買って以来、使用機会の少なかったEF-S 15-85mmを引っ張りだしてつけてみたりしてますが、換算24mmから136mmまでカバーするので便利なレンズです。

あと、お気に入りなのがマニュアルのフォーカスピーキング機能。
ピントの山がつかみやすいのがいいですね。

街撮りなんかであれば、高倍率でそこそこ映る中望遠1本か、明るめの単焦点をマニュアルでというのが組み合わせとしては面白そうです。

連射&望遠系はどうかな?
まず気になるのはバッテリーライフですね。

2019年9月17日火曜日

EOS M5+純正マウントアダプターとレンズの相性

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EOS M5をキャノン純正マウントアダプターを介してEFレンズ類を使用した際の、相性やマイナープロブレムのメモになります。

基本的に撮影はできていてAF動作等に問題はないのですが、備忘のために気になる点を記載しておきます。

2019.09.17記載
EF 70mm-200mm f4 IS II + Extender EF 1.4x II
⇒常時、ノイズを発していて耳障りな気がする。
*ISを切ると音は止まるのでIS周りのユニット類から出ている音である可能性が高い。(Extenderを使わなければ特に問題ない。)

Sigma 50mm f1.4
⇒レンズを向ける光源によって、たまに絞り羽が閉じたり開いたりするのが気になる。

Sigma 35mm f1.4 Art
⇒レンズを向ける光源によって、たまに絞り羽が閉じたり開いたりするのが気になる。

まだ試していないレンズもあるので、気になる点があれば追記していきます。


2019年9月15日日曜日

サブ機としてEOS M5 導入

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EOS M6 mark2 の販売間近ではありますが、EOS M5を導入しました。
基本的には、このところ5D mark3メインで撮っているので、動きものも5D mark3でいいかな?(さほど連射もしなくなってきたし)という方針だったのですが、EOS M5を触ってみて思った以上に使えそうだったので、サブ機としての導入しました。

ポイントとしては
・デュアルピクセルAFを使ってみたかった
・レフ機に比べて小型軽量
・必要にして十分に早い連射速度
・ミラーレスなので全域F8~対応が魅力
・手持ちのEFレンズが活かせること
・現在時点でのコストパフォーマンスの高さ

逆に割り切ったのは、4K動画機能です。

4K動画に関しては、やはり4K動画機を導入したほうがスッキリしてよいんじゃなかろうか?という点と、バッテリー消費量が多くなる点が気になりました。

EOS M6 mark2は、ある意味現時点では理想機だったのですが、4K撮影+静止画撮影には2台欲しくなるわけで、コスト的には割高感がでます。

改めて4K動画機を導入するのであれば、現時点では選択肢はいろいろありますから、この機能はきっぱりと割り切りました。

また、4K動画からの切出しよりも、EOS M6 mark2のRAWバースト機能のほうが魅力的です。(つまりはJPEG切り出しでは個人的には満足できない、ということ)

機材自体が小型軽量である点は、撮影機会を増やすことになります。

それに、デュアルピクセルAF+9コマ連写+全域F8~のセットは、すでに初代7Dの性能的限界を軽く突破しているので、EVFであることのデメリットも上回ります。

90Dのスペックを見ると、キャノンのAPS-C機はミラーレス一択になっていくような気がしなくもないです。

キャノンはプロ向けにはレフ機は残すと思いますが、7D系使いが生息する市場セグメントは位置づけが微妙。プロがサブ機的な使い方をするケースと、ハイアマチュアがメインに使うケースの2つに分かれるでしょうから、買い替えサイクルも長い。

そこにきて、ミラーレス機が浸透しはじめていますから、となると、レフ機として7D系が存続するかどうかは微妙な時期になっているのではないかと思います。

将来的にはEOS M5 mark2が出る可能性は高いですし。

そういった状況で、「レフ機ではない」という点が気になるだけで、コストパフォーマンスが高くなったEOS M5は、現時点での自分的最適解だった、というわけです。

マイクロフォーサーズ機やFZ1000のEVFで、レフ機じゃない機材はそこそこ慣れているというのもあります。

・小型軽量である点で、これまで以上に撮影機会が増える
・手持ちのレンズ類で最大望遠896mmまでは狙える

このメリットでどのような絵が撮れるか?
今後のテーマになりますね。